My Wonder あなたの保育をサポートする

支援のアイデア

‟合理的配慮”を考える

合理的配慮について考えてみましょう
発達に課題のある子だけに、特別な配慮、特別な保育をすることは不平等なのでしょうか。必要とする支援は、一人ひとり違います。「平等」と「公平」の違いをぜひ考えてみてください。
配慮なし
配慮が何もない状態。左と中央の子は塀の向こうにいる動物を見ることができません。
平 等
同じ高さの木箱に乗った状態。みんな一律の平等な援助ですが、左の子はまだ見えません。
公 平
それぞれの身長に応じた木箱を用意した状態。援助の内容は違いますが、全員が同じように動物を見られるようになりました。
環境を変える
塀を金網にした状態。環境を変えれば、ハンディキャップそのものがなくなります。
※こちらの図表はTEENS(https://www.teensmoon.com/)の「【図表でわかる!】発達障害」のイラストを参考に作成したものです。
教えてくれた人/
武蔵野短期大学客員教授・同附属保育園所長 酒井幸子
こども教育宝仙大学 こども教育学部幼児教育学科教授 守 巧
イラスト/金子典生 取材・文/森 麻子
お知らせカテゴリー

この記事が詳しく
掲載されているのは

PriPriパレット 2023年4・5月号

PriPriパレット 2023年4・5月号

9ページに掲載

詳細はこちら

関連キーワード