‟合理的配慮”を考える
合理的配慮について考えてみましょう 発達に課題のある子だけに、特別な配慮、特別な保育をすることは不平等なのでしょうか。必要とする支援は、一人ひとり違います。「平等」と「公平」の違いをぜひ考えてみてください。 |
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配慮なし 配慮が何もない状態。左と中央の子は塀の向こうにいる動物を見ることができません。 |
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平 等 同じ高さの木箱に乗った状態。みんな一律の平等な援助ですが、左の子はまだ見えません。 |
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公 平 それぞれの身長に応じた木箱を用意した状態。援助の内容は違いますが、全員が同じように動物を見られるようになりました。 |
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環境を変える 塀を金網にした状態。環境を変えれば、ハンディキャップそのものがなくなります。 |
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※こちらの図表はTEENS(https://www.teensmoon.com/)の「【図表でわかる!】発達障害」のイラストを参考に作成したものです。 | |
教えてくれた人/ 武蔵野短期大学客員教授・同附属保育園所長 酒井幸子 こども教育宝仙大学 こども教育学部幼児教育学科教授 守 巧 イラスト/金子典生 取材・文/森 麻子 |