My Wonder あなたの保育をサポートする

支援のアイデア

「かんしゃく」と「パニック」の見分け方①

幼い子どもや発達に課題のある子によく見られる〝かんしゃく〟や〝パニック〟。保育現場では、ほぼ同義に捉えられていることが多いですが、実は両者は似て非なるもの。対応の仕方もそれぞれ違います。かんしゃくとパニックの本質の違いと両者を見分けるポイントを知り、正しく対応する力を養いましょう。

両者の違いの見極めが、
正しい対応の第一歩

かんしゃくとパニックは、激しく泣き叫ぶ、大声を出して暴れるなど、表面的には似た様子、似た行動が見られることが多いため、両者を同じものと捉えている保育者も少なくありません。実際、どちらも「子どもが自分の力では対処できない激しい怒りや不安などから生じる〝混乱〟の表れ」であり、子どもが発する「困った!」「助けて!」のサインである点では共通しています。
しかし、かんしゃくとパニックは、原因となる背景がそれぞれ違う上、その渦中にいる子どもの心理状態や感覚も異なります。保育者の目に映っている子どもの姿は似ていても、その本質の違いを理解せずに対応してしまうと、かんしゃくやパニックを助長してしまうこともあります。そうならないように両者の違いを見極め、それぞれに合った対応が求められます。
教えてくれた人/
小児科専門医・子どものこころ専門医、(一社)日本小児発達子育て支援協会 代表理事
西村佑美
千葉大学 名誉教授・グランドフェロー
冨田久枝
イラスト/小雨そぉだ 
取材・文/森 麻子
お知らせカテゴリー

この記事が詳しく
掲載されているのは

PriPriパレット 2026 6・7月号

PriPriパレット 2026 6・7月号

4ページに掲載

詳細はこちら