My Wonder あなたの保育をサポートする

支援のアイデア

愛着障害のこどもたち③

園でできる支援
園でも愛着形成を育むことができます。愛着障害の表れであるサインに気づき、適切な対応で支援に繋げましょう。大切にしたい支援のポイントを紹介します。
ほほえもう、 触れよう、話しかけよう、そばにいよう
プラス20%の支援を
愛着障害の子どもは、大人の表情に敏感です。まずは、その子が「受け入れられている」と感じるよう、ほほえみかけましょう。その際、ほかの子は気づかず本人だけが気づく程度に、プラス20%を意識してほほえみます。また、P.54にある10個の欲求を満たすよう、触れて、話しかけて、そばにいることを、同じくほかの子よりプラス20%で実行しましょう。
先回り支援で主導権を
起きることを予測して、行動を選択させる
行動を後追いして対処するのではなく、その子がどういう行動をとるのか予測を立てて、事前に対応策を考えることが大切です。子どもが要求を出す前に、こちらが用意した案のなかから選べるようにします。例えば、製作活動に飽きることが予測できるなら、絵本や積み木など室内でできる活動案を用意。あくまでも、決定の主導権は保育者側に置きましょう。
\保護者にはどう伝える?/
「愛着障害」のことばを使わず園での成功事例を伝えて
「愛着障害」は愛情不足などから生じるとの誤解をもつ保護者もいるため、このことばを使用すると、非難されたと思われてしまいます。子どもの気になる行動に対して、こう対応したらよくなったなどの成功事例を伝え、園と家庭で協働できるようにしましょう。
教えてくれた人/
株式会社RIDGE SPECIAL EDUCATION WORKS
代表取締役 小嶋悠紀
イラスト/enaka
取材・文/仲尾匡代
お知らせカテゴリー

この記事が詳しく
掲載されているのは

PriPriパレット 2026 6・7月号

PriPriパレット 2026 6・7月号

51~57ページに掲載

詳細はこちら