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支援のアイデア

「かんしゃく」と「パニック」の見分け方②

背景にあるのは「欲求」
かんしゃく
起きやすい場面
●あそびを中断されたとき
●やりたいことを遮られたとき
●欲しいものが手に入らないとき
●疲れているとき、眠いとき
●自分の思いや要求が相手に伝わらないとき
●大人にかまってもらえないとき
よく見られる姿
●大声を出して怒る
●激しく泣いて暴れる
●床に寝転がって泣き叫ぶ
●地団駄を踏む
●ものを投げる
●保育者や友だちなど、怒りの対象をたたく

欲求不満によって
もたらされる感情の爆発

かんしゃくは、自分の思い通りにならない場面で起こる〝怒り〟や〝いら立ち〟といった感情の爆発です。根底にあるのは、「これが欲しい」「あれがしたい」、あるいは「やりたくない」などの欲求。その欲求が満たされないことで生じるフラストレーションが、かんしゃくを起こす原因になります。
背景にあるのは「不安」
パニック
起きやすい場面
●人が多く、にぎやかなとき
●急に大きな音がしたとき
よく見られる姿
●耳をふさいで、うずくまる
●その場で固まり、動かなくなる
脳が暴走して、正常な情報処理ができない状態
パニックは、強い不安や恐怖、混乱によって心身のコントロールが一時的に利かなくなる状態です。発達に課題のある子に多く見られますが、発達特性の有無にかかわらず、誰にでも起こりうる身体反応。例えば、大人でも一度にたくさんの仕事を任されれば、どこから手をつけていいかわからなくなり、頭が真っ白になることがあります。これは、処理能力を超える強いストレスに直面すると、脳が一時的に機能を停止させて身を守ろうとする一種の防衛反応と考えられています。

直前の状況が不明の場合は、子どもの反応で見極めを

前掲のとおり、かんしゃくとパニックはその背景が異なる別物です。そのため、対応の際は、かんしゃくかパニックかを正しく見極めることが欠かせません。
教えてくれた人/
小児科専門医・子どものこころ専門医、(一社)日本小児発達子育て支援協会 代表理事
西村佑美
千葉大学 名誉教授・グランドフェロー
冨田久枝
イラスト/小雨そぉだ 
取材・文/森 麻子
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掲載されているのは

PriPriパレット 2026 6・7月号

PriPriパレット 2026 6・7月号

4〜9ページに掲載

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