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「かんしゃく」への対応

かんしゃくへの対応
適切な表現で気持ちを伝えられる力を育てる
かんしゃくは、「感情をうまくコントロールできない」「気持ちをうまく伝えられない」といった未熟さから生じる〝間違った感情表現〟。そのため、かんしゃくの対応においては、泣いたり怒ったりするのではなく、ことばによる適切な表現で気持ちを伝えられるように子どもを導く関わりが大切です。また、下表のように、かんしゃくには大きく3つの種類があります。それぞれ対応方法が違うので、まずはどの種類に該当するかを推測しましょう。
かんしゃくへの対応
その場でどう受け止めるかだけでなく、日頃から子どもがかんしゃくを起こさずに自分の気持ちをコントロールしたり、相手に気持ちを伝えたりする力を身につけられるようにしましょう。
叱らず、責めず、気持ちに共感
かんしゃくを起こしている子に、「責める、叱る、正論で説得する」は火に油を注ぐだけで逆効果。まずは「いやだったね」「まだあそびたかったんだね」などと気持ちを受け止め、子どもが安心できる関わりを心がけましょう。「早く落ち着かせなければ」と慌てがちですが、保育者が落ち着いて丁寧に寄り添うことで、子どもは「わかってもらえた」と安心し、気持ちを立て直していけます。
安易に要求に応じない
かんしゃくを収めるために、子どもの要求をすぐに受け入れてしまうと、「泣けば思い通りになる」と間違った学習をしてしまうことがあります。「○○したかったんだね」などと気持ちに寄り添う対応は大切ですが、必要な場面では保育者の判断で要求を受け入れるか否かの線引きが必要。「よいこと」と「好ましくないこと」をぶらさずに伝える関わりが、子どもの社会性を育むことにもつながります。
教えてくれた人/
小児科専門医・子どものこころ専門医、(一社)日本小児発達子育て支援協会 代表理事
西村佑美
千葉大学 名誉教授・グランドフェロー
冨田久枝
イラスト/小雨そぉだ
取材・文/森 麻子
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PriPriパレット 2026 6・7月号

PriPriパレット 2026 6・7月号

8〜11ページに掲載

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