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あるある!保育者座談会

現役保育者が話す造形のお悩みとは

現役保育者が話す造形のお悩みとは

「造形」をもっと楽しく!
保育の現場で奮闘する4人の保育者に集まっていただき、それぞれの園での造形活動について直撃!現場から飛び出した本音とは?

照沼 皆さんは造形をどのように捉えていますか?

渡辺 「造形」ということばを聞いたときは、何かを作る、描くという単純なイメージだったんです。

栗原 新人の頃は「造形」と聞くとかしこまって「何かを作らなきゃ」という感じがありました。まわりのベテランの先生の目も気になってしまって……。

山本 私も新人の頃は、子どもに何かを作らせようという気持ちがまずあって、目の前の子どもたちの姿を見るよりも、自分の作業に追われてしまったり、できた作品を、大人の価値観で見てしまったりすることもありました。

栗原 そういう経験を積むなかで、結果ではなく子どもの作る過程の姿が大切なんだと思うようになりましたね。

山田 私も年間のカリキュラムにとらわれすぎず、子どもたちにとって楽しいものをどんどん取り入れようと思っています。

照沼 実は、子どもにとって造形はまったく特別なことではないんです。子どもが園で出合うすべての体験が造形につながるんですよ。

■座談会参加者
照沼晃子先生 関東学院大学 こども発達学科 准教授・こども園アトリエ講師
山田美由紀先生 裕学園谷戸幼稚園(東京都西東京市)保育歴26年
栗原瑛介先生 春光保育園(東京都国立市)保育歴6年
山本恵子先生 港南つくしんぼ保育園(神奈川県横浜市)保育歴7年
渡辺勇貴先生 関東学院六浦こども園(神奈川県横浜市)保育歴2年

 

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PriPri プリプリ 2015年9月号

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