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放課後をどう過ごす?

就学にあたり、特別な支援が必要な子の放課後の過ごし方はどんな選択肢があるでしょうか。特別支援教育の専門家である久保山先生が解説します。
支援が必要な子の放課後の過ごし方
支援が必要な子の放課後の過ごし方は、保護者の就労の有無にかかわらず大きな関心ごとです。児童発達支援は未就学児が対象のため、支援が途切れることを心配する保護者もいるでしょう。支援が必要な子が放課後を過ごす場所は、主に放課後等デイサービス、学童保育、自治体などの支援、自宅などの4つが挙げられます。なかでも放課後等デイサービス(以下放デイ)は、児童福祉法に基づき、小学生以降に療育指導が受けられるサービスです。学校で個別の学びに合わせた支援などを受けたうえで、放課後や学校休業日にさらに療育を望む場合の選択肢です。
放課後を過ごす場は、子どもが居心地よく過ごせ、前向きに通えることが大切。学校生活との両立に無理がないか、疲れていないかにも注意が必要です。
不安を感じている保護者には、就学相談の場や自治体の福祉・子育て支援の窓口で情報が得られることを伝えましょう。
教えてくれた人/独立行政法人国立特別支援教育総合研究所インクルーシブ
教育システム推進センター
上席総括研究員(兼)センター長 久保山茂樹
イラスト/松木祐子
取材・文/小栗亜希子
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PriPriパレット 2022年10・11月号

PriPriパレット 2022年10・11月号

58ページに掲載

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