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支援のアイデア

「友だちとうまく関われない子」への対応③

特定の友だちとしか関われず、
話しかけられると固まるDさん

6歳のDさんは、決まった友だちとは話せますが、ほかの子に話しかけられると表情が固まり黙ってしまいます。失敗への不安が強く、間違えたくないという完璧主義な面があります。
保育者との信頼関係を土台に、関わりを広げる
不安が強い子どもは、失敗を避けたい気持ちが強いために慎重になりやすい傾向があります。友だちとの関わりでは、うまく接することができるかどうかの不安が大きく、新しい関係に踏み出すことに躊躇してしまうようです。保育者が「大丈夫だよ」と励ますだけでは自信がもてないので、安心して挑戦できる環境づくりと、小さな成功体験を積み重ねていく支援が重要です。
まずは保育者と信頼関係を築き、安心して関われる相手を少しずつ増やしていきましょう。
園での支援実例
チャレンジした過程を認める
結果にこだわるDさんには、「よく考えたね」「声が出せたね」「近くまで行けたね」など、挑戦した行動そのものを具体的にことばにして伝えることを意識しています。過程を認められる経験が積み重なることで、「もう少しやってみよう」とチャレンジする意欲が芽生えてきています。
気持ちを伝える経験を重ねる
「しない」「もう一回言って」など、相手に気持ちを伝えることばを保育者と一緒に言うことで、少しずつ自分から発言できるよう支援しています。
教えてくれた人/
公認心理師、臨床発達心理士 白馬智美
イラスト/ナカムラチヒロ
取材・文/こんぺいとぷらねっと
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