きつねのぱんとねこのぱん
作:小沢 正 絵:長 新太
1973年月刊雑誌掲載の名作が、約50年の時を経て単行本化!
きつねとねこは、それぞれパン屋さんをしています。
ある日、自分のお店よりもおいしいパン屋さんがあると聞きました。
お互いパンを食べると、自分のパンより相手のパンの方が
おいしいと感じ、ショックで泣き出してしまいます。
そんな二人のユーモラスな表情を
「ナンセンスの神様」の異名を持つ長新太が描きます。
虚勢を張り合うきつねとねこの豊かな表情に是非ご注目ください。
NON STYLE 石田 明さん推薦文
たくさんの努力をしてやっとの思いで持てた自信。
その自信が一瞬でポキっと折られることがある。
そんなときに読んでほしい。
落ち込まなくていい。諦めなくていい。
みんな一緒なんだと思わせてくれる作品です。
小沢 正:作家。1937年、東京都生まれ。早稲田大学卒業。在学中早大童話会で捜索をはじめ、山本護久らと幼年童話研究誌「ぷう」創刊。『目をさませトラゴロウ』(理論社)で1965年度NHK児童文学奨励賞を受賞。作品に『ぼくはへいたろう』(ビリケン出版)、『まほうのかさ』(教育画劇)など多数。
長 新太:漫画家、絵本作家、イラストレーター、エッセイスト。1927年、東京都生まれ。『はるですよふくろうおばさん』(講談社)で講談社出版文化賞受賞、『キャベツくん』で絵本にっぽん賞など受賞多数。「ナンセンスの神様」の異名で活躍。作品に『たぬきのじどうしゃ』(偕成社)、『みみずのオッサン』(童心社)など多数。
発売日 : 2021/10/9
言語 : 日本語
単行本 : 24ページ
ISBN-10 : 4418218203
ISBN-13 : 978-4418218202
寸法 : 29.7 x 21 x 0.8 cm
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