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支援のアイデア

保護者に信頼される保育者への一歩

園と家庭が良好な関係で結ばれていること。それは、発達に課題のある子の支援を行うために不可欠な絶対条件。保護者に信頼される保育者になるために必要なこととは?
保育者が、保護者の不安や悩みに寄り添い、子育てのパートナーになることは、子どもへのよりよい保育を行ううえで欠かせない要素です。それによって保護者が、前向きな気持ちで子育てをできるようになることは、子どもの健全な育ちの土台となり、子どもへの大きな支援にもつながるからです。
このような保護者支援の基本は、すべての保護者に共通するものです。しかし、発達に題のある子を育てる保護者のなかには、子育てにより多くの不安や悩みを抱えている人や、今に至る子育ての歴史のなかで、周囲の心ないことばに傷つき、孤独に育児をしてきた人もいます。そのため、発達に課題のある子の保護者には、より一層きめ細かな配慮と対応が必要です。保護者が抱える複雑な思いに寄り添いながら、保護者にとっていちばんの理解者になれるように、しっかりと関係を築いていきましょう。
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イラスト/かわべしおん 監修/岡山大学大学院教育学研究科教授 佐藤 曉
取材・文/森 麻子

この記事が詳しく掲載されているのは
PriPriパレット 春号
51ページに掲載
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