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支援のアイデア

行事の経験を描く手だて①

 

秋は、運動会や発表会など、子どもたちが楽しみにしている行事がたくさん! がんばった経験や思い出を絵にする機会も多いでしょう。今回は、経験を描くときの支援を紹介します。
子どもの特性によってサポートの方法が異なります。どこでつまずいているのか様子を見ながら、最適な手だてを考えましょう。
手だて1
(環境設定の工夫)写真を見て、描きたい場面を選ぶ
まずどの場面を描くのか自分で決めます。自分で決められない子には、当日の写真を見せて選択肢を用意。当時の気持ちを振り返りながら、描きたい場面を選択できるようにしましょう。
手だて2
(描き始めをスムーズに)まずは〝顔〟を描いてみる
顔が描けると、それを出だしに描き始めやすいです。支援が必要な子は、顔や体、腕などのパーツを自分で描くことが難しい場合があります。まずは握った手の大きさの丸を描くように促し、顔を描く支援を。保育者が手を添えて、一緒に描いてもよいでしょう。
子どもが丸を描けない場合には、保育者が描いてもよいです。
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教えてくれた人/河井優子 制作/みさきゆい 
撮影/中島里小梨(世界文化ホールディングス)
写真提供/武蔵野東第二幼稚園(東京都) モデル/武石桜華 
取材·文/こんぺいとぷらねっと

この記事が詳しく掲載されているのは
PriPriパレット 秋号
24ページに掲載
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