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支援のアイデア

発達に課題がある子を支える

保育者の声

発達に課題がある子の保育は悩むこともあるけれど、支援を通して育ちを感じられるとやっぱりうれしいもの。そんな保育者の声を紹介します。
発音しづらい私の名前を呼んでくれた!
5歳児クラスで担当した男の子は、ことばが不明瞭でした。話は理解できるものの、発する単語の数も限られていて、指差しやジェスチャーで意思表示をすることが多かったです。
発⾳しやすい先⽣の名前はだんだん⾔えるようになっていくなか、「私の名前は、発⾳しづらくて⾔えないだろうな」と思っていたのですが、なんと半年ほど経ったころ、私の顔を⾒ながら名前を呼んでくれるようになりました。子どもに名前を呼ばれることが、こんなにうれしいなんて! 思わず抱きしめてしまい、保護者にも喜びを伝えました。
(保育歴31年/K・Hさん)
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イラスト/松尾穂波 構成/麻生珠恵

この記事が詳しく掲載されているのは
PriPriパレット 秋号
64ページに掲載
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