ロッカーの環境をチェンジ!①
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支援が必要な子どもがのびのびと過ごすためには、その子の特性に合わせた環境設定が必要です。今回は、一日に何度も使うロッカーに焦点を当てます。 | |
苦手なワケ | |
1 収納物が多い 2 保育室内が集中しづらい 3 着替えが難しい |
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わかりやすい流れで着替えをサポート 連絡帳やコップを決められた場所に置き、着替えを引き出しにしまい、リュックをフックにかける。登園後に行う支度で、ロッカーを使う行動を書き出してみるだけでも、たくさんのプロセスがあることに気が付きます。また、午睡や運動あそびの前後には、ロッカーから衣類を出して着替え、またしまうなど、一日の中でロッカーを使う回数は少なくありません。発達に課題があってプロセスを順序立てて捉えることが難しい子どもにとって、ロッカーは何をしたらよいのか混乱する場所でもあるでしょう。 そこで、子どもが取り出しやすく使いやすい、その場所で何を行うのか・何を置くのかがわかりやすいロッカーを目指してみましょう。子どもに無理をさせない環境を意識して整えることが大切です。 |
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教えてくれた人/チャイルドフッド·ラボ代表理事 藤原里美 イラスト/坂本伊久子 取材・文/こんぺいとぷらねっと |