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支援のアイデア

社会性を育む ルールあそび①

友だちや保育者との信頼関係が深まる2・3月は、ルールのあるあそびを取り入れてみませんか。順番やきまりを守ることが苦手な子にもわかりやすいあそびを紹介します。シンプルなあそびの積み重ねが、社会性や協調性の育ちを促します。
3〜4歳
カードをよく見る集中力や順番を守る力を育む
絵合わせ神経衰弱
カードを2枚めくって絵を完成させるカードゲームです。順番を待つ、絵がそろったらもう一度めくれるなど、簡単なルールが自然に身につきます。子どもの描いた絵をカードにしても。
準備
●半分に切った絵カード(参加する人数に合わせてカードの枚数を調整)
厚紙で作っておくとくり返しあそべます。
ルール
●順番に、カードを2枚めくる。
●絵がそろったらそのカードをもらう。
●絵がそろった人は、もう1回めくることができる。
●絵がそろわなかったら、カードを元に戻して次の人に交代する。
●一番たくさんカードをもらった人の勝ち。
あそび方
カードを裏返しに並べ、神経衰弱の要領で順番に2枚ずつカードをめくります。絵がそろったらもらうことができ、最後にカードの枚数で勝敗を決めます。
あそびと支援のポイント
ひとり絵合わせでルールを理解する
ルールが理解できない子やみんなと一緒が難しい子は、最初は保育者が見守りながらひとりで絵合わせを楽しんでも。
当てやすいようにカードを置く
カードの位置を覚えるのが苦手な子には、事前にその子の近くにそろうカードを置いておき、達成感につなげましょう。
教えてくれた人/専門作業療法士 鴨下賢一/保育士 入江温子
撮影/中島里小梨(世界文化ホールディングス)
モデル/花谷聡亮 宮島璃久 村田絢音 山中美子葉
取材・文/こんぺいとぷらねっと
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掲載されているのは

PriPriパレット 2023年2・3月号

PriPriパレット 2023年2・3月号

28〜30ページに掲載

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