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支援のアイデア

遊びの中で身につく
「走る・ジャンプする」①

成長の過程で獲得し、生活や運動に関わる動きのベースとなる「基本動作」。今回は、「走る・ジャンプする」にスポットをあてます。苦手を少しでも減らし、安全に過ごせて楽しく活動に参加するために、保育の中でできる支援を紹介します。
「走る・ジャンプする」は体幹と両手足の協調運動が必要
しっかり走る、両足でジャンプができるようになるのは2歳頃からが目安です。ただこの時期はまだ月齢差や個人差が大きく、できないことがあまり気にならないかもしれません。しかし、4歳頃になるとできる・できないが目立ち始め、子どもも自分の苦手に気づき、運動あそびが嫌いになったり、劣等感をもつようになったりします。その前に保育者が苦手に気づき、支援をすることが大切で、それは大きなケガなどを防ぐことにもつながります。
走る・ジャンプするためには、体の軸になる体幹(胴体)を安定させてバランスをとれること、体の複数の部分を協力させて動かせることが条件です。まずは、どの部分に苦手があるのか、子どもの姿から見極めましょう。
教えてくれた人/作業療法士・保育士 吉賀紀久美
イラスト/宮下 和
撮影/中島里小梨(世界文化ホールディングス)
モデル/西山美紅
取材・文/こんぺいとぷらねっと
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掲載されているのは

PriPriパレット 2023年4・5月号

PriPriパレット 2023年4・5月号

44・45ページに掲載

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