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あかちゃんことばは いつ卒業?①

子どもも、保育者自身も使いがちな「ワンワン」や「ブーブー」など乳幼児期特有の表現。このようなことばはいつまで使っていてよいの? その疑問に言語聴覚士が答えます。
「ワンワン」は言いやすく理解しやすいことば
乳幼児期の子どもは犬を「ワンワン」、車を「ブーブー」などと言い表すことがあります。保育者も、子どもに合わせて用いることが多いもの。そういったことばを子どもはいつ卒業し、どのタイミングで大人の話すことば(成人語)を習得すればよいのでしょうか? 実際に、1~1歳半くらいの子どもをもつ保護者から、「あかちゃんことばが気になる。直したほうがよいか?」という相談が寄せられます。しかし、「焦らなくて大丈夫です」とお答えする場合がほとんど。「ワンワン」などの乳幼児期特有の表現は、子どもにとって言いやすく、理解しやすいことば。語彙獲得に欠かせない大事なステップです。乳幼児期特有の表現の分類はさまざまですが、「オノマトペ」や子どもが発音しやすい形に変化したことばなどが挙げられます。10/27「あかちゃんことばはいつ卒業?②」では、子どもが話すことばの特徴を解説します。
教えてくれた人/
言語聴覚士 田中春野
イラスト/妹尾香里 取材・文/オフィス朔
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PriPriパレット 2023年10・11月号

PriPriパレット 2023年10・11月号

20ページに掲載

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