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あそびde生活動作 食具の操作

食事をする、着替えるなど、日常的に必要となる「生活動作」。そういった動作に必要な体の使い方が、自然と身につくあそびをテーマごとにご紹介します。前回に引き続き、食事動作の獲得をねらいとしたあそびです。
こんな姿は見られませんか?
食具の扱いがぎこちない
箸やスプーンなどを安定して持てていますか?
食べこぼす
お碗を持って食べられますか?
くり返しあそぶことで生活動作の獲得に
発達に特性のある子どもは、体幹の弱さや手指の不器用さから、食事動作が苦手な場合があります。
食事動作の土台は、前号で紹介した「姿勢」(左図)。今号では次の段階である「食具の操作」に必要な手指・体の使い方を養います。箸やスプーンをうまく持てると、じょうずに食べられた経験が増え、食事の意欲も上がります。あそびが楽しく、子どもが何度でも取り組めると、生活動作にも生かされやすいです。
[食事動作のピラミッド構造]
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教えてくれた人/
神奈川県立保健福祉大学 リハビリテーション学科
学科長・教授 笹田 哲
イラスト/祖敷大輔
取材・文/大口理恵子
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PriPriパレット 2024年6・7月号

PriPriパレット 2024年6・7月号

30.31ページに掲載

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