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支援のアイデア

園の決めごと、子どもの意見を尊重できている?

子どもが主体的に活動できる保育を目指しているのに、園の決めごとを大人だけで考えていませんか? 子どもの意見を尊重する保育とは、どんなものなのか考えてみましょう。
シーン別にチェック!
それを決めるのは、子ども? 保育者?
生活や活動の場面で
・読み聞かせの絵本を選ぶのは誰?
・昼食はみんなで一斉に同じ量を?
・お昼寝、無理強いしていない?
子どもに関わることは、子どもに意見表明権が
1989年に国連で採択された「子どもの権利条約」や、「こども基本法」(こども家庭庁)の基本理念のひとつが「児童の意見の尊重」です。英語では“Respect for children’s views” とされており、それは「子どもの視点の尊重」を意味します。
園においては、子どもの意見を保育に反映することが「尊重」となり、そのためには子どもの話を否定せず、受けとめることが大切です。子どもは、自分の気持ちや思い、意見を安心して表せる機会が多いほど、主体的に考えて行動する力や自己肯定感が高まります。
行事に関する場面で
・行事開催の有無を、子どもと話し合っている?
・遠足の行き先、子どもに意見を聞いている?
一人ひとりの気持ちや思い、意見を大切に
保育者は、その都度子どもの思いや意見を聞きましょう。子どもの意見の尊重は「あなたを大切に思っている」と態度で示すことになり、それはわがままにはつながりません。他者との思いに相違があれば、子どもは折り合いの必要性を学んでいきます。
発語前の乳幼児やことばでの表現が苦手な子には、絵カードの活用や指さしなどで意思表示ができる工夫を。意見を取り入れる際は、その子の最善の利益を重要視します。子ども同士の話し合いでは少数意見も大切にし、多数決だけで決めないことも重要です。
・思いを表明する機会を設ける・増やす
・思いや気持ちをまず受けとめる
・一人ひとりの意見を否定しない
・それぞれの子の最善の利益を忘れずに
ことばにできない思いもくみ取り、
子どもが声を上げやすい環境に
教えてくれた人/
インクルージョン研究者・一般社団法人UNIVA理事
野口晃菜
イラスト/オオイシチエ 取材・文/仲尾匡代
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