あそびde 生活動作 うがい・歯磨き 2026.02.27 うがいや歯みがきは、健康に欠かせない生活動作のひとつです。口周りの筋力が弱かったり、口の中が見えにくかったりするため、それらの動作を理解するのが難しい場合があります。歯みがきを可視化したり、口を大きく動かしたりするあそびで、動作をスムーズにしていきましょう。 ↑画像拡大 ↑画像拡大 手首の返しと口周りの筋力が必要に 整容動作であるうがい・歯みがきは、右のピラミッドのように段階的に習得されます。うがいの第1段階では、首を後ろに反らす、水を吐き出すために前へかがむなどの体の動きが必要です。第2段階ではコップを持ち、手首を動かして水をこぼさず口へ運ぶことが求められます。第3段階では、水を吐き出すために洗面台をしっかり見ることが大切になり、一連の動作につながります。歯みがきはより複雑で、第1・第2段階ではうがいと同じ動きに加え、手首を返して歯ブラシの向きを変えるなどの操作が重要に。第3段階では鏡でブラシ部分を見て歯に当たっているか確認し、最終的に歯をみがく・口の中をすすぐといった一連の動きを習得します。 発達に特性があり体幹や筋力が弱いと、猫背になり首・口・手首の動きが制限されることや、口周りの筋力不足で開閉が難しい場合も。うがいと歯みがきは健康を支える大切な生活動作であり、あそびを通して無理なく身につけていくことが大切です。 あそび以外でも 歯ブラシの柄を太くして持ちやすくする 歯ブラシの柄が細くて、しっかり握れない場合があります。ラップやアルミはくを巻いて太くすると、握りやすくなります。 自分の頬をマッサージする 歯みがきが苦手な場合は、自分の手でくるくると、頬をマッサージします。マッサージすることで口周りがほぐれます。 作業療法士 笹田 哲 イラスト/祖敷大輔 支援ツール制作/くるみ れな 取材・文/大口理恵子 お知らせカテゴリー 関連キーワード 春冬 発達障害発達支援PriPriパレット保育保育雑誌