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支援のアイデア

「かんしゃく」と「パニック」にならない力を

子ども自身の力を根気よく丁寧に育む
かんしゃくやパニックは、〝環境〟を整えることで、頻度を減らすことができます。しかし、環境調整に頼るだけでなく、子ども自身が、かんしゃくやパニックを起こさないように自分をコントロールする力を高めていくことも必要。そのためには、気持ちを言語化できるようにするなど、子どもの苦手な部分を伸ばし、成長を促すことが欠かせません。園と家庭で連携し、根気よく子どもと向き合い、かんしゃくやパニックにならない力を育んでいきましょう。
感情をことばにする力を育む
自己肯定感が低い子はストレスを感じやすく、かんしゃくやパニックの起こしやすさがあります。そこで大切なのが「肯定的注目」です。小さなことでもできた事実やがんばった過程に目を向け、ことばにして伝えます。すると、子どもは「自分は認められている」と感じて気持ちが安定するため、かんしゃくやパニックを起こしにくくなります。
目を合わせる力を育む
発達に課題のある子のなかには、人の目を見るのが苦手な子がいますが、目を合わせられるようになると、相手の表情や気持ちがわかってやりとりのズレが減るため、パニックが起きにくくなります。また、信頼できる人と目を合わせることは心の安定につながるので、不安になっても目を合わせることで気持ちを鎮められるようになります。
<ATTENTION!>「目を見て!」はNG
ただでさえ目を合わせることが苦手な子に、「目を見て」と言うと、さらに目を見るのがいやになってしまいます。「見なさい」といった指示は避け、視界に入って無理なく目が合う距離を保ちます。5秒を目安に、自然に目が合うのを待ちましょう。
教えてくれた人/
小児科専門医・子どものこころ専門医、(一社)日本小児発達子育て支援協会 代表理事
西村佑美
千葉大学 名誉教授・グランドフェロー
冨田久枝
イラスト/小雨そぉだ 
取材・文/森 麻子
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掲載されているのは

PriPriパレット 2026 6・7月号

PriPriパレット 2026 6・7月号

18ページに掲載

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