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「おはよう」のあいさつができない子への対応

「おはよう」のあいさつができない子への対応

返事がないのは、さみしいけれど、くじけず根気よくあいさつを

朝、園長先生が登園してくる子どもたちを迎える園も多いようです。担任は保育室の前や、くつを脱ぐ場所などで迎えますね。

ところがです! こちらが「おはよう」とにこやかに言っているのに、無言。うつむいて反応なし。ちょっとムッとしますよね。さらに子どもならまだしも親のあいさつが返ってこない。子どもに「おはようは?」なんて声をかけてるのに自分は言わない。そんな親も少なからずです。

私も毎朝「おはよう」と声をかけます。ところが年度前半はあまり返ってきません。それでも、言い続けていたら年長児に「おとなって、あいさつ好きだよね」と言われました! え!? 「子どもどうしってあいさつしないの? どうするの?」と聞いたら「〝あそぼうぜ! おー!〞とかだな」って言われてしまいました。妙に納得。

しかし、だからって言わないとこちらが落ち着きません。「おはよう」って、おとなの文化なのでしょうかね。言い続ければ、無意識に習慣化するものなのでしょうか?

アドバイス・文/柴田愛子先生
『りんごの木』代表。保育者。保育のかたわら、保育者・保護者向けの講演や執筆活動、絵本の制作など多分野の活動に精力的に取り組んでいる。

 

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PriPri プリプリ 2015年4月号

PriPri プリプリ 2015年4月号

88-89ページに掲載

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