コミュニケーションを円滑に︕
外国⼈保護者対応のキホン〜⾯談での確認事項
子どものアレルギーや持病、園のルールなど、お互いに正確に把握しなくてはいけないことは通訳を交えてやりとりを。できれば入園時の面談で確認しましょう。
食い違いのないよう丁寧な確認が必須!
間違いがあると大きな混乱を生む可能性のある情報は、必ず通訳を交えて正確にやりとりを。通訳できる親族が保護者にいる場合はその人にお願いしてもよいですが、行政やボランティア団体などにお願いすることもできます。
下記のような情報は、入園時の面談で確認するのがおすすめです。まだできていない場合はいち早く面談を実施しましょう。
確認したいこと
保護者・子どものこと
□日本語力(どのくらい話せる・書けるか/ローマ字・ひらがな・カタカナ・漢字のうち読みやすいものはどれか)
□おうちで使っている言語
□散歩などでお寺や神社に行くのは大丈夫か?
□宗教上食べられないもの(調味料を含め)
□子どものアレルギーや持病について
□緊急連絡先(相手が日本語をどのくらい話せるかも含め)
□一時帰国する予定はあるか?
園のこと
□連絡帳の書き方
□遅刻や欠席の連絡方法
□そのほか園の決まりごと
本誌では、知っておくと便利な通訳サービスや、多⾔語対応でダウンロードできる児童調査票や、ダウンロード後、園に合わせて編集して使⽤できる⼊園のしおりを提供している⽀援サイトのQRコードも紹介しています。
監修/内海由美⼦先⽣
⼭形⼤学教授。外国出⾝保護者のための⽀援サイト「幼稚園・保育園の連絡帳を書こう︕」を運営している。https://renrakucho.net/
取材・⽂/⾹⼭倫⼦(KWC)、イラスト/セキ・ウサコ