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保育のヒント

0・1・2歳児の好奇心に応えるおもちゃ

0・1・2歳児の好奇心に応えるおもちゃ

子どもの好奇心をあそびで受け止める

0歳の後半ごろから、「いたずらで困る」という声が保護者から聞こえてくるかもしれませんが、それは子どもにとって好奇心や探究心の芽ばえにほかなりません。

子どもは「なんだろう?」という興味をきっかけに自ら行動します。何度もくり返してしまうのは「こうなるかな?」と予想し、やってみて「そうだった」、または「違った」と発見するためでもあり、大切な学びのプロセスなのです。日ごろの子どもの姿をよく観察し、子どもの興味の対象を的確につかみとり、伸ばすのが保育者の腕の見せどころ。子どものやりたいことを認め、さらにチャレンジできる+αの要素を加えたおもちゃが好奇心を満たします。

「先生はやりたいことがわかってくれている」という嬉しさと、チャレンジしてやり遂げる達成感が、子どもの力を引き出します。

監修/今井和子先生
二十数年間、世田谷と川崎の公立保育園で保育士として勤務。その後お茶の水女子大学などの非常勤講師を経て東京成徳大学、立教女学院短期大学教授を務める。現在「子どもとことば研究会」代表。

 

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PriPri プリプリ 2015年5月号

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