子どもを真ん中にした関係づくり

日本海に近い閑静な住宅地にあるかもめ保育園を訪れました。エントランスは、ローズマリーやゼラニウムなどのハーブを中心に植栽され、やわらかな香りがただよっています。

かもめ保育園では、子どもを真ん中にして、保護者と園が協力しあって子どもの育ちを見守り、サポートしています。子どもたちがどんなあそびをしているか、どのように成長しているかなど、保護者からは見えない園での生活を、掲示板やおたよりで伝えています。

ふだんの保育のなかで、かもめ保育園の保育者が共通して意識しているのは、「子どもをていねいによく見ること」。子どもは一人ひとり違い、それぞれの子が一生懸命生きていることを保護者にも伝え、大切な存在として子どもを理解していけるようにしています。おたよりや掲示板はそのための保護者とのコミュニケーションツールのひとつ。この積み重ねが、保護者の信頼感を強め、園との絆を深めていきます。