ストレスをためない考え方&実践法 中堅編
客観的に保育を振り返る
クラス運営に悩んだら、活動を客観的に振り返りましょう。ある日の保育の様子(メインの活動のみ)をビデオに撮ったり、ほかの保育者に観察してもらったりして指導計画と比べてみます。ことばかけや導入など何ができていないのか、子どものどんな姿が予想と違ったのか、などが確認できるはずです。計画と比べることが、自分の保育の課題に気づく近道です。
プラスαの仕事こそ時間を区切る
研修会の運営や行事担当など、新しい仕事ほど不慣れで時間がかかるもの。そこに時間を費やしても“できない”“終わらない”と自信を失い、ストレスを抱えるばかり。プラスαの新しい仕事こそ、範囲や時間を決めてキリのいいところで切り上げることが大切です。一方、これまでやり慣れた仕事で「私、できる!」と達成感を得ることが、自己肯定感を維持するには不可欠です。ストレスへの耐性力を高めながら、プラスαの仕事をこなし、慣れていきましょう。