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0・1・2歳児の保育

乳児の運動発達を促す子どもの意欲の引き出し方

乳児の運動発達を促す子どもの意欲の引き出し方

子どもは各発達段階の運動を何度もくり返すことで、筋力をつけ、体のコントロールの仕方やボディ・イメージをつかんでいきます。保育者の援助として、その発達段階で得られる機能の習得を促すことは必要です。生活やあそびのなかで、意欲をじょうずに刺激し、子どもが体を動かしてコツをつかめるような援助をしましょう。

そのためにも、保育者が子どもの体の発育について学び、それぞれの機能の獲得が意味することをしっかりと理解することがポイントです。子どもがたくさん経験できるよう、機会をつくってサポートしましょう。

 

■援助が必要なシーンと機能獲得が意味すること
・首すわり……自分の意志で首を動かし見たいものを見る
・寝返り……自分で体を移動する手段の獲得
・おすわり……手が自由に使えるようになりひとりあそびも活発に
・はいはい……ものへの関心と行動範囲がぐんぐん広がる
・立つ・伝い歩き……ひとりで立ち上がり、高い位置から遠くを見渡す

監修/今井和子先生
二十数年間、世田谷と川崎の公立保育園で保育士として勤務。その後お茶の水女子大学などの非常勤講師を経て、東京成徳大学、立教女学院短期大学教授を務める。現在「子どもとことば研究会」代表。全国の保育者研修会で講演などを行っている。

 
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