発達に課題のある子の保育
かかわりが難しい保護者への対応
子どもの幸せを願う思い ―保護者と保育者の思いの根底は同じ。子どもによい支援をするために、保護者と保育者がよい関係であることはとても大切です。しかし、両者の思いがうまくかみ合わず、関係が難しくなってしまうこともあります。ですが、一見かみ合っていないように見えても、保護者と保育者の思いの根底にある、「子どもを大事に思う気持ち、子どもに幸せになってほしいと願う気持ち」は同じです。その思いを持って保育者が子どもにかかわっていく姿があれば、保護者は必ず保育者に心を開いてくれるようになります。
お話/佐藤 曉先生 取材・文/森 麻子 イラスト/おぐらきょうこ