子どものつぶやきから考える保育
思いやりの心を育む4つのポイント
思いやりのある優しい子に育ってほしい。それは、多くの保育者や保護者が抱く願いでしょう。しかし、この「思いやりの心」とは、そもそもどのようにして育っていくものなのでしょうか?「思いやりの心」を育む保育者のかかわりや環境について考えましょう。
【ポイント1】相手の気持ちに気づく力を育てる
保育者が子どもの気持ちの代弁者になりましょう。
【ポイント2】相手の気持ちに共感する心を育てる
保育者は、思いやりのある行動を子どもに見せ、手本となるように心がけましょう。
【ポイント3】ことばかけで「思いやりの心」と行動を定着させる
子どもの何気ないふるまいが、共感の心から芽生える思いやりの行動につながるようなことばかけを
【ポイント4】異年齢の交流を活発に行う
人から思いやりを受けるだけでなく、人を思いやる経験も大切
お話/打田公平(岩手県縢乃こども園 教頭 保育総合研究会JAMEE.S 事務局長) イラスト/鹿渡いづみ