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保育のヒント

子どもに本当に伝わる言葉

年齢別言葉かけのポイント

年齢別言葉かけのポイント

■3歳
オーバーアクションで、目から入る情報もプラス
保育者に注意が向かないと、話をしても言葉が耳に入りません。伝わる言葉を選ぶことも大切ですが、声のトーンを上げ、文章を短く、身振り手振り、表情を大げさにして、子どもたちの注目を集めるような言葉かけを目指します。パペットなどを使うのも有効でしょう。

また聞いた言葉は理解できても、話したいことが言葉にできない時期です。経験が足りないが故に、その言葉を知らないことも。「わからない」「教えて」という言葉の使い方を示すようにすると、言葉の獲得に大いに役だちます。

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■4歳
友だちをほしがる時期。子ども同士をつなぐ言葉かけを
言語能力の個人差がせばまってきます。意味がわからなくても新しい言葉を使いたがるので、保育者も、正しい日本語を意識して表現豊かに話すようにしましょう。大人が使う言葉を、子どもにもわかる言葉に置き換えて説明すると、子どもの語彙力もぐっと上がります。

友だちをほしがる時期なので、集団形成に向けて「お友だちになれたね〜」「一緒にあそぼう!」など、子ども同士をつなげる言葉かけも意識して。「貸して」「入れて」など、人と関わるときに必要な言葉を示すことも忘れないようにしましょう。

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■5歳
自尊心をくすぐるような言葉かけが効果的
感情が複雑になってきますが、それを徐々に言葉で伝えられるようになってきます。友だちとの関わりのなかで生まれた感情をどう表現するのか、保育者が、その感情を代弁することも、抽象的な言葉の獲得につながります。

さらに、「先生は○○な気持ちになったよ」「○○だなあと思ったよ」など、保育者の感情を伝えることも、言葉かけで大切にしたいポイントです。また、この時期の子どもには、「スーパー年長さんだね」など、自尊心をくすぐる、スパイスをきかせた言葉を使うと、話が伝わりやすくなります。

お話/湯汲英史先生 (社)発達協会 言語聴覚士 酒井志穂先生 おおぞら幼稚園(鎌倉市)
取材・文/仲尾匡代 イラスト/山口まく

 

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PriPri プリプリ 2016年11月号

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