発達に課題のある子への保育
面ファスナーが楽しい「お楽しみ会のプログラム表」
発達に課題のある子一人ひとりの個性に合わせた支援ツールを作成し、保育の様々な場面に取り入れている園の事例を紹介します。楽しく使える工夫がいっぱいのツールを、編集部で再現しました。
使い方の工夫とポイント
お楽しみ会の席に持っていけるサイズのプログラム表です。
お楽しみ会の席に持っていけるサイズのプログラム表です。
ひとつのプログラムが終わったら、子どもが自分で絵カードをはずします。絵カードを上から順にはずしていくので、「次は何をするのか」「あと何と何をしたら終わりか」がひと目でわかります。
絵カードをはずすときのベリッという音や手ごたえが、このツールを使うお楽しみポイントになっています。
取材協力/岡山市役所 保育・幼児教育課
お話・監修・取材コーディネート/佐藤 曉(岡山大学大学院教育学研究科 教授)
撮影/久保田彩子(本誌写真部) 取材・文/森 麻子 支援ツール作成/みさきゆい