あそびde生活動作 食具の操作 2024.06.14 食事をする、着替えるなど、日常的に必要となる「生活動作」。そういった動作に必要な体の使い方が、自然と身につくあそびをテーマごとにご紹介します。前回に引き続き、食事動作の獲得をねらいとしたあそびです。 こんな姿は見られませんか? 食具の扱いがぎこちない 箸やスプーンなどを安定して持てていますか? 食べこぼす お碗を持って食べられますか? くり返しあそぶことで生活動作の獲得に 発達に特性のある子どもは、体幹の弱さや手指の不器用さから、食事動作が苦手な場合があります。 食事動作の土台は、前号で紹介した「姿勢」(左図)。今号では次の段階である「食具の操作」に必要な手指・体の使い方を養います。箸やスプーンをうまく持てると、じょうずに食べられた経験が増え、食事の意欲も上がります。あそびが楽しく、子どもが何度でも取り組めると、生活動作にも生かされやすいです。 [食事動作のピラミッド構造] ↑画像拡大 教えてくれた人/ 神奈川県立保健福祉大学 リハビリテーション学科 学科長・教授 笹田 哲 イラスト/祖敷大輔 取材・文/大口理恵子 お知らせカテゴリー この記事が詳しく掲載されているのは PriPriパレット 2024年6・7月号 30.31ページに掲載 詳細はこちら で買う 関連キーワード 夏 基礎知識