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支援のアイデア

自分の基準を手放す

子どもの発達を支援するために身につけたい〝マインド〟と、それに基づいた実践方法を紹介します。
自分自身の価値観や一般的な発達の基準からいったん離れて、その子の今の姿をありのままに受け入れる。そうすることで、基準に合わせる支援ではなく、その子が本当に必要としている支援や関わりが見えてきます。
見方を柔軟にすると、その子に合った支援が見えてくる
子どもと関わるとき、大人は自分のなかにある、「子どもはこうあるべき」という基準や理想を、無意識に照らし合わせてしまう傾向があります。しかしそれは、子どもの特性や発達のペースを否定することにもなりかねません。
そこで大切なのが、「ゼロベース思考」です。自分の基準を手放し、子どもの行動や表情をじっくり観察して、その子のことを知る考え方を指します。それによって、その子に合った関わり方や支援が見えてくるでしょう。
発達支援の第一歩は、保育者自身の基準を手放すことから始まります。柔軟で安心感のある保育を目指しましょう。
子どもの行動や表情を観察しよう
その子が何に困っていて、何が好きで、どんなときに安心できるのかを把握します。「5歳なのに並べない」ではなく、「並ぶ意味がわからないのかな」「並ぶ場所がわからないのかも」と、子どもの姿の背景を捉えましょう。
環境やルールを見直そう
園の環境や集団生活でのルールについて、「この子にわかりやすいものだろうか?」「本当にこのルールは必要?」と問い直してみます。「できて当たり前」や「今までやってきたから」という思考を手放しましょう。
教えてくれた人/
チャイルドフッド·ラボ代表理事 藤原里美
イラスト/青山和代
取材・文/こんぺいとぷらねっと
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掲載されているのは

PriPriパレット 2025年8・9月号

PriPriパレット 2025年8・9月号

22ページに掲載

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