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おはなし絵本の読み伝えで世界の文化を知る

おはなし絵本の読み伝えで世界の文化を知る

日本にも数多くの昔話があるように、世界の国々にもそれぞれ語りつがれてきたお話があります。

 寒い国の人はこんな帽子やスカーフをしていたんだなあ。アラビアの人は、布をまいているんだ。家の形も日本とは全然違うなー。子どもたちは世界の名作絵本を見ると、ストーリーはもちろんですが、さし絵の隅々にまで目を凝らし、異文化を感じ取っています。それぞれ風土に合った衣食住があり、その土地ならではの宗教や価値観があります。

名作といわれる絵本には、その時代の人々の日常が切り取られているので、難しいガイドブックを見るよりも、よりいっそうその国のことを知ることができるでしょう。

 いろいろな国、いろいろな文化があることに気づきながらも、共通だと思うことも数多くあります。いつの時代にも子どもがいて庶民の暮らしがあり、人々は幸せを求めて、毎日希望をもって生きているということ、そして、よい心をもって行いをしていれば幸せが手に入り、悪い心をもっていれば、それはかなわないということです。

普遍的な真理に行き着くと、子どもはホッとします。そして現実の世界に戻ったとき、自分たちの時代や環境も、そう悪くないぞと、生きる希望がもてるのです。

横山洋子
千葉経済大学短期大学部こども学科教授
幼稚園教諭、小学校教諭を17年間経験したあと、大学で保育者養成にあたる。著書に『保育の悩みを解決! 子どもの心にとどく指導法』(ナツメ社)、『私の保育総点検』(中央法規)など。

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