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もしかして虐待かも…

虐待の可能性があるときの⼦ども&保護者への対応

虐待の可能性があるときの⼦ども&保護者への対応

子どもに対して
子どもの心が安まる安全地帯になろう
家庭で虐待されている子は、つねに不安やつらさを抱えています。園は安心して過ごせる安全地帯になりましょう。それには保育者が子どもから信頼されることが必要です。

たとえば、不自然なあざを見つけたとき「これ、どうしたの!?」と聞くと、子どもは責められていると感じて、「わかんない」と口をつぐんでしまうことも。「痛かったね」と共感のコミュニケーションを積み重ねると、「先生は自分を見てくれる、大切にしてくれる」と感じて信頼を深めてくれるでしょう。

保護者に対して
子どもを救うためには保護者への支援が必須
子どもを虐待してしまう保護者は多かれ少なかれ「生活のしづらさ」を抱えています。原因は子育てに限らず、家族関係、経済面、心身の健康状態など、さまざま。そこで生まれるストレスが、弱い立場の子どもに向かうと虐待になります。ですから、保護者の生活のしづらさを緩和していくサポートが、虐待の解消には必要不可欠なのです。

保護者を責めずつらさに寄り添って
保育者は、保護者に寄り添っていくことが大切です。たとえ子どもに暴力をふるう保護者でも、批判的な態度をとったり、人格を否定したりしてはいけません。

「つらい状況でも、あなたはとても頑張っていますね。一緒に子育てしていきましょうね。大丈夫だから」と保護者を認め、寄り添う姿勢を示しましょう。保育者は、いつでも親子の味方でいてください。

本誌では、「こんなときどうすればいい?」と保育者が悩みやすい疑問について、専門家のアドバイスを紹介しています。

監修/松原康雄さん
明治学院⼤学学⻑。社会学部社会福祉学科の教授として教壇にも⽴つ。児童虐待防⽌全国ネットワーク理事。専⾨は児童福祉、⼦どもと⼦どもを育てる家族に対する社会的⽀援について。

取材・⽂/代 亮⼦(KWC) イラスト/浅⽻ピピ

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PriPri プリプリ 2019年11月号

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