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支援のアイデア

PriPri パレット定期誌スタート InstagramLIVE その3 〜全3回〜

 

質問ありがとうございます。
コメントを見させていただきます。

●来年度支援児の加配の担当になりました。ホームページできていたんですね。チェックします。
-ホームページが今日オープンしています。(InstagramLIVE 開催時)

●店頭販売していますか?
-店頭販売しております。

●どんな先生が参加されていますか?
気になる方もいらっしゃいますよね。
多くの各専門の方々が監修くださいました。例えば環境のページは藤原里美先生、チャイルドフッド・ラボの代表の先生ですね。
「困っている子どもの“なぜ”と“こうする”」という、こだわりや衝動や過敏、多動な子の対応についてのページは榊原洋一先生と永田陽子先生、製作のコーナーは武蔵野東第二幼稚園さんという武蔵野市にある自閉症児の少人数クラスを設けている幼稚園さんですね。
苦手な行事の視覚支援のコーナーは佐藤曉先生、『PriPri』の発達支援のコーナーを長年御監修いただいております。
「インクルーシブ保育のかたち、インクルーシブ保育の言葉」についても『パレット』で詳しく御紹介しますが、障害があるなしにかかわらずに多様な子どもたちが一緒に育つ保育。それを太田俊己先生に監修いただいています。
監修とは違いますけれどもインタビューページには、「自閉症の僕が飛びはねる理由」という本を書かれた、自閉症の作家でいらっしゃる東田直樹さんが御登場くださっております。
「保護者に信頼される保育者への一歩」、こちらも佐藤曉先生に監修いただいています。
「育ちに合った就学先を選ぶために」、こちらは佐藤義竹先生、筑波大学附属の特別支援学校の先生でいらっしゃって、ある自治体の就学支援の相談員もされていらっしゃる先生です。
「園児が通う療育施設へ行ってみた!」では、グローバルキッズAct宮前平さん、「子どもからまなぼ! 勉強会 偏食」では帆足暁子先生に取材をさせていただきました。

●『パレット』購入者特典として、『パレット』の読み方、使い方を説明してくださるオンラインセミナーがあったら参加したいです。
-そのようなセミナーは企画していなかったんですが、使い方、読み方をお知りになりたい方が多くいらっしゃるようでしたら検討してみたいと思います。ありがとうございます。

●ワンダーの販売会社、営業マンからもコメントが来ております。2018年『PriPri 発達支援』のこちらの号を今からでも、そしてこの『パレット』ももちろん今からワンダーの販社はお届けいたしますよ、声かけてくださいとのことです。

●ホームページに年間の計画が載っていますね!
-年間の計画はホームページに載せております。さっきお伝えした内容と一緒なんですが、見てみてください。
●オンラインセミナーがあったら私も参加したい。
-ありがとうございます。前向きに検討いたします。

●クラスに気になる子どもがいて、手探りでもう分からない分からない、こんな本が欲しいと思っていたのでありがたいです。参考にして頑張れそうです。
-すごくうれしいお言葉です。ありがとうございます。

最後に。『PriPriパレット』、この名前をつけるに至った背景、思いをお話しさせていただきます。編集部は『PriPri』を長年作り続ける中で本当にたくさんの保育園さん、幼稚園さんに取材に行かせていただいて、先生方ともいっぱいお話をさせていただいて、2007年から発達障害の記事を毎号毎号取り上げてきました。2007年からなので十何年、先生方からお話を伺いながら、年々園の先生方が発達が気になるとか、困りごとを抱えているお子さんの保育について悩まれていることが増えていることを本当に実感しまして、「この本を作ろう、作るしかない」と、この本を作るに至りました。
先生方とお話をする中で、皆さん理想と現実で悩まれているというか、葛藤されているんだなと感じることが多くて…。すごく印象的だったのが例えば視覚支援。私たちも視覚支援っていっぱい出していますけれども、「絵カードを見せればこの子はできるかもしれない、出してあげたい」という思いと、でも、「出してしまったらこの子は自分で考えるのをやめてしまうんじゃないか」とか、「育ちの機会を奪ってしまうんじゃないか」と悩んでしまうからどうしていいか分からないと悩まれている先生がいらしたり。
周りの子がすらすら絵を描いたり、名前だけは字で書けたりする場面があって、「この子もそんなふうになったらいいな、そんなふうになれるようにして小学校に送り出したいな」と思ったりもするし、でも、違う日になると「この子はこの子のままでいいんだから、別に私が無理してぐっと引き上げる必要はないんじゃないか」と思ったり。子どもに対して今日思うことと明日思うことが違って悩まれる、と伺ったりだとか。

胸が詰まっちゃうんですけれども、ただただ先生方が大変で、接し方が分からなくて悩んでしまうだけじゃなくて、この子のそのままのかがやき、そのままのこの子の個性を大事にしたいという思いと、この子が困らず、つらい思いをせず伸び伸びと育ってくれたらいいなという思いといろいろない交ぜになりながら悩まれていて。
でも、先生って子ども1人を見ているわけじゃなくて、子どもが1クラス25人とか見ていらっしゃる中で一人一人に対してそうやって思いを持たれていて、理想と現実、先生方が狭間に立っていらっしゃるところに私たちも一緒に立って、無理をさせたくないけれども、何かこの子が困っているところが1つでも楽になればいいなとか。保護者に対してどんな声をかけようかな、でも、今は逆にかけないほうがいいのかな、でも、この一言で救われるのならかけようかなとか、本当に小さなところで先生方がいつも悩んでいらっしゃるのをお聞きして、こういった本を作れたらいいなと思ったんですけれども。
先生方が直面されている現実はあって、だけれども、抱かれている理想というか、全ての子どもたちが一人一人の個性を大事に伸び伸びと成長してほしい、毎日楽しく園に来てほしい、毎日楽しく園で過ごしておうちに帰ってほしいという思いがあって、理想の部分というのをしっかり形にして、先生方の胸にそれが宿ることで子どもたちへの接し方や、子どもたちの1日が変わってくると思うので……。
実は2018年のときはコピーを「『困った!』を抱える子の保育」にしていたんですけれども、今回ここに願いを込めてみました。「多様な子どもたちがかがやく保育」。先生方が悩んでいらっしゃるのを私たちも感じているんですけれども、先生たちが悩まれているのはここを目指していらっしゃるからなんですよね。先生方が悩まれながらも目指していらっしゃる、願っていらっしゃる「多様な子どもたちがかがやく保育」をどうにか本のタイトルにもできないかなと思ってつけたのがこの『パレット』になります。

子どもたちの個性って一人として同じでなくて、赤い子もいればピンクい子もいれば、青い子もいれば、絵の具のようなカラフルな個性がそれぞれの色で輝けるような社会(=パレット)になっていけばいいなと思っています。この『パレット』という本のタイトルを見たら、そんな願いを込めたって言っていたななんて思い出していただければいいなと思います。
すみません。この『パレット』の話をしようとすると、一応台本みたいなものも作っていたんですけれども、全然台本どおり読めずにしどろもどろになっちゃうんですが、、、そろそろ締めに行こうかなと思います。

最後に『PriPriパレット』をもう一度おさらいします。発達支援『PriPriパレット春 〜多様な子どもたちがかがやく保育〜』は年に4冊出ます。春号は来週3月2日、夏号は4月27日、秋号は8月2日、冬号は11月1日、毎号税込みで1,980円です。年4冊購入いただくと7,920円になります。町の本屋さんでも売っておりますし、ネット書店さんでも売っております。

『PriPri』のホームページから年間講読していただくこともできますし、園さんにお勤めの先生方はワンダーの営業マンから購入いただけます。ワンダーから買っていただくと園へお届けしますので、お買い逃しがありません。

それから、電子書籍も販売しております。紙より電子のほうが読みやすいという方はそちらもぜひのぞいてみてください。

最後に皆さんのコメントを少し読ませていただきますね。
●思いが伝わります。すてきなネーミングですね。
-ありがとうございます。こんなにしどろもどろだったのに。

●『パレット』を拝見するのを楽しみにしています。多様な子どもたちがかがやく保育、まさにそのとおり、同じ思いで保育。
-ありがとうございます。うれしいですね。

●とても分かりやすい説明でした。
-ありがとうございます。聞きづらかったと思うんですけれども。

『パレット』の名前について、うれしいコメントをいっぱいありがとうございます。

●『パレット』、カラフルな個性が色づいていく、いいですね。ふだんの悩み、しんどさを編集部の方が理解してくださっているのがとてもうれしいです。ありがとうございます。
-こちらこそありがとうございます。『パレット』は生まれたての本なので、先生方のお悩みをいただいて本が熟成されて先生方にとって使いやすい本になっていけたらと思っています。ぜひ御意見、御感想をお寄せくださいね。
残すところがあと2分となってしまいました。またインスタライブしていただきたいですというお声もありがとうございます。見ていただいたとおり話すのが苦手なんですけれども、前向きに検討したいと思います。

●春から新しい環境に私もどきどきしていたので、このような本があり、本当に頼りになります。頑張れそうです。『パレット』すてきなお名前ですね。
-ありがとうございます。

●全ての子どもが幸せになる保育。
-ありがとうございます。先生方とまたハートがつながった気がして泣きそうです。ありがとうございます。

いよいよ10時になってしまうので、この辺で失礼いたします。皆さん、遅い時間にどうもありがとうございました。『PriPriパレット』をどうぞよろしくお願いいたします。おやすみなさい。

―― 了 ――

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