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担任&加配保育者の連携術①

運動会や発表会など行事が多い秋。行事を経てクラスの成長を実感する一方で、クラス運営や保育者同士の連携に課題を感じた人もいるのではないでしょうか。お互いに“よきパートナー”と思えるような保育者の連携の仕方について考えます。
コミュニケーションと円滑なクラス運営が連携のカギに
クラス運営の中心となる担任と、発達に課題がある対象児をサポートする加配保育者。連携がうまくいかないときは、いくつかの原因が考えられます。そのひとつが年齢やキャリアの違いを気にしすぎることです。担任よりも加配保育者のほうがベテランの場合がありますが、連携を深めるにはそうしたことにとらわれずに関係づくりをしましょう。また、担任と加配保育者で情報共有ができていないことも。そのため園長からも園の発達支援の方針を伝えたり、巡回相談員によるアドバイスは加配保育者にも聞いてもらったりするとよいでしょう。
保育者間のコミュニケーションを改善するのも大切ですが、やはり土台となるのはクラスづくり。円滑なクラス運営が可能になると担任と加配保育者の連携がさらに深まり、発達に課題がある子への支援も充実します。まずはクラスの状態を見直しましょう。
日本相談支援専門員協会顧問 福岡 寿 先生
イラスト/まつむらあきひろ
取材・文/麻生珠恵
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PriPriパレット 2022年10・11月号

PriPriパレット 2022年10・11月号

51ページに掲載

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