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支援のアイデア

発達障害を学べる絵本

絵本だと発達の特性がイメージしやすい
最近は、発達障害をテーマにした絵本がたくさんあります。身体障害と異なり、発達障害は見た目でわかりづらいもの。絵本の読み聞かせだとイメージしやすくなります。
注意欠如・多動症(ADHD)
『ボクはじっとできない 自分で解決法を
みつけたADHDの男の子のはなし』

文/バーバラ・エシャム 絵/マイク&カール・ゴードン
訳/品川裕香 岩崎書店 1,760円
デイヴィッドはADHD。わざとではないのに、じっとしていることが苦手で先生に怒られてしまうことも。ある日、デイヴィッドは素晴らしい解決策を思いつきます。
合理的配慮
『つながろ! にがてをかえる?
まほうのくふう 新装版』

作/しまだようこ 監修/井上雅彦
今井出版 880円
購入は、今井印刷運営の「イマコレ!」で。
https://imakore.ocnk.net/

小学生のまいちゃんは集中することが苦手。でも、環境をひと工夫することで過ごしやすくなります。それは、クラスみんなにとってもよい方向に働く“まほうのくふう”。合理的配慮がわかりやすく描かれています。

自閉スペクトラム症(ASD)
『天使と話す子』
作/エスター・ワトスン 
訳/山中康裕 BL出版 1,760円
自閉スペクトラム症の妹をもつ作者が、妹との交流をシンプルなことばで綴った絵本。作者の妹への愛情が伝わってくる1冊です。音に過敏なことや視線が合わないなどの特性理解にも。
ダウン症
『となりのしげちゃん』
写真・文/星川ひろ子 
小学館 1,540円
保育園に通い始めた、ダウン症があるしげちゃんの1年を追った写真絵本。同じ保育園に通う年上の女の子・あらたちゃんとなかよしになって、しげちゃんの世界が広がります。
教えてくれた人/筑波大学 医学医療系 准教授 水野智美
イラスト/柿崎こうこ 取材・文/麻生珠恵
撮影/中島里小梨(世界文化ホールディングス)
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PriPriパレット 2022-2023年12・1月号

PriPriパレット 2022-2023年12・1月号

26ページに掲載

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