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支援のアイデア

合理的配慮とは②

法律で義務付けられた「合理的配慮」。
園での対応と、就学に向けて何をすべきか紹介します。
乳幼児期は発達に個人差が大きいため、園では「合理的配慮」ということばを意識しなくても、子ども一人ひとりに合った環境づくりや配慮をしていることは少なくありません。しかし、進級・進学などで環境が変わると、これまで通りの配慮が受けられないこともあります。
 合理的配慮を受けるには、本人か保護者からの申し出が必要です。遠慮して申し出をためらう保護者もいますが、合理的配慮は子どもの権利です。保育者は保護者に法律の存在を知らせるとともに、保護者が小学校と話し合う際に必要な配慮や園での子どもの姿を伝えていきましょう。
園での子どもの姿
園での子どもの姿を保護者に伝える
例)友だちの声や動きが気になって、パニックを起こしてしまう
園での対応
園でどのような対応をしたか保護者に伝える
例)保育室の隅にテーブルを置き、ひとりでクールダウンできるスペースを用意した
小学校での対応
園での姿と対応をふまえて保護者が小学校に合理的配慮を申し出て、対応してもらう
例)パニックを起こしたときは保健室などで過ごすよう促す
教えてくれた人/帆足暁子
イラスト/川合翔子
取材・文/こんぺいとぷらねっと
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PriPriパレット 2023年2・3月号

PriPriパレット 2023年2・3月号

63ページに掲載

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