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支援のアイデア

ストレスの正体って?

支援が必要な子に関わる保育者は、子どもに寄り添いたいという気持ちの一方で、対応の難しさから疲れてしまうこともあるでしょう。そんな時は抱え込まずに、自分の心と体の健康に目を向けましょう。
ストレスは捉え方次第でプラスに転換できる
左で示したボールの例のように、ストレスとは、外部から刺激を受けた時に生じるもので、それにより心や体が反応します。また、ストレスへの適応力や抵抗力をストレス耐性といいます。
ストレス耐性を高めるポイントは、ストレスを「意義のあるもの」などと肯定的に捉え、プラスに転換すること。ストレスをプラスに受け止められると、自律神経やホルモン分泌が安定して、心や体が整うのです。
ボールで表す
ストレスの正体
[ ストレス要因 ]
外部からの刺激(ストレッサー)
ストレッサーには、天候・騒音など「環境的要因」、病気・過労など「身体的要因」、不安・悩みなど「心理的要因」、人間関係・仕事など「社会的要因」などがあります。
[ ストレス反応 ]
心や体に生じる変化
不眠・頭痛・食欲不振などの身体面、不安・イライラ・気持ちの落ち込みなどの心理面、遅刻・過食・無口になるなどの行動面に現れます。
[ ストレス耐性 ]
ストレスに耐える力
耐性は、ストレスを感知する力や回避する力、受け止められる容量、経験値、処理する力、マイナス思考をプラス思考に転換する力などに左右されます。
教えてくれた人/帆足暁子
イラスト/松尾穂波 取材・文/仲尾匡代
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PriPriパレット 2023年8・9月号

PriPriパレット 2023年8・9月号

53ページに掲載

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