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支援のアイデア

園外保育をチェンジ②

今号は、園外での活動における環境に注目。園を離れた場所でも、子どもたちが自分のペースでのびのびと過ごせる工夫を考えます。
1. 日々の保育の活動と連続性をもたせる
遠足や園外保育の雰囲気を、日常の保育の中で経験して慣れておきます。リュックサックと水筒を持って散歩に出かける、いも掘りのごっこあそびをするなど。園外の活動でも、「いつもと同じ」「知ってる!」と思えるような活動を、日々の保育に取り入れましょう。
2. 日常の安心を場所が変わっても取り入れて
〝いつもと同じ安心〟 を、園外でも提供できるようにします。例えば、お気に入りのおもちゃや、安心につながるグッズを用意しておき、子どもが不安定になりそうな場面ですぐ出せるようにします。子どもはそれをよりどころにして、落ち着くことができるでしょう。
3. 〝みんなと同じ〟にこだわらない
支援の必要な子どもが、自分のペースで楽しめることを優先します。体験する内容を減らしたり、見学ルートを短縮したりする個別対応を検討しても。移動が負担になる子どもは、保護者の協力を得て、現地集合・現地解散にしてもよいでしょう。
教えてくれた人/
チャイルドフッド・ラボ代表理事 藤原里美
チャイルドフッド・ラボ専門相談員 黒葛真理子
イラスト/坂本伊久子
取材・文/こんぺいとぷらねっと
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掲載されているのは

PriPriパレット 2023年10・11月号

PriPriパレット 2023年10・11月号

24・25ページに掲載

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