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支援のアイデア

自分の体を知るあそび

支援の必要な子どものなかに、人との関係性を築くために必要な「ソーシャルスキル」の未熟さが見られます。人とのかかわりが苦手、みんなと一緒の行動が難しい……。そんな子どもが「友だちっていいな」を体験できるあそびを紹介します。
療育の現場で実際に行われ、子どもたちの変化が見られているあそびを3段階に分けて紹介します。

「ゆっくり⇔速く」「動く⇔止まる」「前に⇔後ろに」など楽しく動きながら、自分のからだの扱い方を習得します。

「ゆっくり歩く」ができるように
そーっと忍者歩き
平均台から落ちないように、忍者の忍び足のイメージでゆっくり歩きます。意図的に慎重に歩くことで「ゆっくり」を体感。サーキットあそびにして、「床を走る」「平均台を歩く」を組み合わせると、スピードの調節が体験できます。
<用意>低い平均台、紙コップ
支援のポイント
慎重に歩く様子が見られたら、「ゆっくり歩けたね」と伝え、「ゆっくり」ということばと動きが一致するように促しましょう。
教えてくれた人/
●武蔵野東教育センター
学校法人武蔵野東学園(東京都武蔵野市)が運営する療育機関。2歳から高校生までの発達に課題のある子どもたちを対象としたさまざまな療育プログラムを行っている。
副所長 高松明広
公認心理師・臨床心理士 大澤徹也
SST教室・リトムーブ教室担当 髙橋奈都子

イラスト/青山和代
撮影/伏見早織(世界文化ホールディングス)
モデル/榎本 晄 嶋崎希祐 山中美子葉
取材・文/こんぺいとぷらねっと

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掲載されているのは

PriPriパレット 2023年10・11月号

PriPriパレット 2023年10・11月号

6・11ページに掲載

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