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支援のアイデア

投げる・受け取る動作②

今号は、「投げる」と「受け取る」動きに着目します。おもにボールを使った動作となり、体幹のほか、「見る力」が必要になります。
こんな姿がある子はいませんか?
「見る力」が足りないために、日常の生活や活動で見られる姿です。
自分のものを見つけられない・ものをよくなくす
たくさんの中から自分のものを見つけられない、置いたものをなくすことがよくあります。これは、色や形を見分けられない、位置を正しく記憶できないことなどが理由です。
描画やぬり絵が苦手
見たものを絵に描くのが苦手で、極端に異なる形や大きさで絵を描くことがあります。また、輪郭をはっきり捉えられないため、ぬり絵では線からはみ出して塗る姿が見られます。
ダンスや手あそびをやろうとしない
目で動きを正しく捉えられないため、ダンスや、友だちと同調して進める手あそびが苦手な子が多いです。やろうとしなかったり、参加してもバラバラな動きになったりします。
<ほかにも>
● 間違い探しが苦手
● 手と足の動きがバラバラになる
● ピタッと止まれない など
教えてくれた人/作業療法士、保育士 吉賀紀久美
イラスト/宮下 和
取材・文/こんぺいとぷらねっと
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PriPriパレット 2023-2024 12・1月号

PriPriパレット 2023-2024 12・1月号

39ページに掲載

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