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あそびde生活動作 姿勢を保つ①

食事をする、着替えるなど、日常的に必要となる「生活動作」。そういった動作に必要な体の使い方について紹介します。
こんな姿は見られませんか?
姿勢が悪い
背筋を伸ばし、足を床につけて座っていますか?
食べこぼす・じょうずに飲めない
スプーンやお茶碗などをじょうずに持っていますか?
生活動作の苦手には様々な発達の要因が
発達に特性があるために、苦手さが見られる子どもも多い生活動作。これには、体の大きな筋肉を使う粗大運動や、手や指を使う微細運動といった体の動き、感覚、認知機能などの協働が求められ、それらの発達に伴って習得されていきます。発達の進度は子どもによって異なる上、特性があるためになかなか生活動作が身につかない子もいます。
また、感覚の過敏さから落ち着かなかったり、姿勢を保てなかったりするために、スムーズな動作が苦手な場合もあります。
苦手がある子には無理に動作を教え込むのではなく、あそびを楽しくくり返す中で、少しずつ体の使い方を学び、生活動作が身につけられるとよいでしょう。
教えてくれた人/作業療法士 笹田 哲
イラスト/祖敷大輔 取材・文/大口理恵子
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PriPriパレット 2024年4・5月号

PriPriパレット 2024年4・5月号

24・25ページに掲載

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