着替え動作の苦手とは?③ 2024.11.15 「着替え」は生活に欠かせない動作のひとつです。着替えに時間がかかると、周囲から遅れてしまい、子どもにとってもストレスになります。自己肯定感が下がらないよう、着替えの苦手にアプローチしましょう。 こんな姿は見られませんか? 立ったままズボンがはけない 立ち姿勢のバランスを取りながら、ズボンをはいたり脱いだりできますか? 座ってズボンがはけない 足を伸ばし、体を起こして座れますか? ↑画像拡大 体のバランスが自然と身につくあそびを 「着替え」は日常生活に欠かせない生活動作です。ズボンやくつ下といった下衣の着替えには、上記のようなピラミッド構造で、さまざまな動きが必要になります。 ズボンの着脱には、まずは第1段階の長座や立ち姿勢が大事です。片足立ちでズボンに足を通すため、体幹の強さや柔軟性が求められます。次に、腕を伸ばしズボンを握る力が第2段階です。くつ下の着脱も、まず座ったりしゃがんだりする姿勢が取れること。その上で、くつ下を指でつまんで、ぐっと左右に広げる力が必要です。 作業療法士 笹田 哲 イラスト/祖敷大輔 取材・文/大口理恵子 お知らせカテゴリー この記事が詳しく掲載されているのは PriPriパレット 2024年10・11月号 40,41ページに掲載 詳細はこちら で買う 関連キーワード 秋 10月11月ズボンくつ下