ルール・約束がわかる、守れる伝え方②
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子どもたちが新しい環境に入る新年度。ルール・約束を自然に守ることで、みんなが安心して楽しく園生活を送れるようになるといいですね。大人の押しつけにならず、子ども自身が無理なくルール・約束を守れるようになるにはどうすればよいでしょうか。その伝え方とツールを紹介します。 | |
ルールは楽しく肯定的に伝える 園が楽しく、毎日を過ごしたいような場でないと、そのルールを守ろうという気持ちになれません。園を居心地よく安心できる場にしたうえで、楽しくあそぶためのルール・約束を伝えていきます。 |
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ルール・約束を伝える前に心得ておきたいこと
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ルール・約束は楽しさとともに身についていく ルールは、子どもが園で居心地よく過ごすためのもの。園が楽しく、「ここで過ごしたい」と思える場所でなければ、子どもはルールを守ろうという気持ちになれません。そのため、子どもが気のすむまであそべる環境を整えたうえで、ルールを守る必要があると体感できるように伝えていくことが大切です。 肯定的でわかりやすいことばを使い、守れたときには楽しい遊びや子どもの好きなものをごほうびに取り入れます。子どもが「守ってよかった」と思えるように心掛けましょう。 |
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教えてくれた人/ 岡山大学学術研究院 教育学域教授 佐藤 曉 イラスト/まつむらあきひろ 支援ツール制作/みさき ゆい 撮影/中島里小梨(世界文化ホールディングス) 取材・文/こんぺいとぷらねっと |