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支援のアイデア

意味のない行動はひとつもない

子どもの発達を支援するために身につけたい〝マインド〟と、それに基づいた実践方法を紹介します。まずはひとつ、チャレンジしてみましょう。
あそびを嫌がる、急に泣き出すなど、保育者が「どうして?」と思う行動にも、必ず意味があります。大人が自分の基準で考えると、その意味が見えてこないだけ。行動の意味がわかれば、どう支援すればよいかが見えてきます。
子どもの行動は「氷山モデル」で捉えて
あそびに参加しない、片づけないといった子どもの行動を、大人は制限して修正しようとします。しかし、このようなとき、最初に考えるべきは「どうやめさせよう」ではなく、「なんでだろう?」です。何を言いたいのか、何をかなえたいのか、何から逃れたいのか ――。
そのために、子どもの行動を、水面上に見える氷山の一部と捉え、水面下に隠れた子どもの行動の意味を想像してみましょう。この考え方を「氷山モデル」と言います。子どもの行動の意味を把握できると、支援のあり方が見えてきます。
教えてくれた人/
チャイルドフッド·ラボ代表理事 藤原里美
イラスト/青山和代
取材・文/こんぺいとぷらねっと
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PriPriパレット 2025年4・5月号

PriPriパレット 2025年4・5月号

20ページに掲載

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