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年度末の振り返り~保育力アップにつながる3つの評価ポイント【1】

年度末の振り返り~保育力アップにつながる3つの評価ポイント【1】

[1]評価の視点をしぼる
振り返りを行う際は、「子どもへの対応」「保護者への対応」「環境設定」といった評価の視点をあらかじめ明確にしてから取り組むことが大切です。過去に設定した保育目標をもとに評価項目を設定したり、保育者用に作成された自己評価チェックシート(※)を活用したりしてもよいでしょう。
(※自治体が作成するものや、保育関連書などに掲載されるものなどがあります)

[2]評価の対象は“保育者自身”
保育の振り返りは、「子どもがどうだったか」という子どもの評価ではなく、「保育者自身が設定した保育がどうだったか」という視点で行います。

例えば、「積極的に片づけをすることができなかった」というのは、子どもに対する評価です。この場合、「子どもが片づけやすい環境づくりが不十分だった」という視点に切り替えることで、保育者が設定した 保育 に対する評価になります。

 

お話/山崎あづま(私立保育園元主任保育士) 
取材・文/森 麻子 
イラスト/いとうみき

 
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