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知っておきたい子どもの“食”の基本の考え方【2】

知っておきたい子どもの“食”の基本の考え方【2】

「ひと口だけ」よりも、口に入れたことが大きな進歩
「ひと口だけ食べよう」という声かけが、子どもにとってプレッシャーに。それよりも、「吐き出していいよ」と伝えるようにしましょう。口に入れるだけでも大きな進歩。何度か口に入れることで、少しずつ味や匂いに慣れていきます。また、食べるのが苦手な子には、ほかの子よりも少なめに盛りつけると食べることへのストレスが軽減されるのでおすすめです。

スプーンで与え始めるのは、食事を舌先にのせたときに口を閉じるようになってから
スプーンで食事を与え始める時期は、極少量のペーストをスプーンで舌先にのせたときに、子どもが口を閉じるようになってから。スプーンは水平に引き抜き、“5回もぐもぐしたら次”とテンポよく進めていきます。子どもがスプーンをつかんでしまう場合は3本用意するのがおすすめです。両手にスプーンを持っている状態にして、別の1本で与えるといいでしょう。

本誌では食べるのが苦手な子に対して、正しいアプローチをするために必要な10の考え方を紹介しています。

監修/大山牧子先生
神奈川県立こども医療センター小児科医。子どもの偏食外来を担当し、食べるのが苦手な子の対応に悩む保護者などのサポートを行っている。

取材・文/香山倫子(KWC) イラスト/山口まく

 

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PriPri プリプリ 2019年6月号

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