すごろく・たこあげ
冬の集会成功のポイント【2】集会までの準備と工夫
子どもの育ちをふまえ、どのような集会にするかを決めましょう!
事前準備
●ねらい…子どもが何を経験するのか、何が育つのかのねらいを定めます。
●内容…順番、流れ、サポート体制、参加人数、グループ分けなどを考えます。一生懸命作ったものや得意なことを披露できる場をつくりましょう。
●予想…子どもがどう動くかを数パターン予想しておきます。3学期になることをふまえ予想することは、子どもの育ちの再確認にもなります。
●計画…決めた内容にしたがって、製作など、いつ何をしておくかの計画を立てます。
配置と動線の工夫
●配置…みんなが集中してあそべるような場を設定しましょう。小さい子が大きい子のまねをする、大きい子が小さい子を思いやる、この関係が自然とつくれるように配置しましょう。
●動線…どういう順番で子どもがあそびを行うかを考えます。手あそびや歌を挟み、気分の転換や、集中力を高めていきましょう。応援にまわる、インタビュアーになるなど、そのとき主役ではない子は、ちがう役割で参加できるようにするとよいでしょう。
監修/兵頭恵子先生
元・横浜市 冨士見幼稚園主任。幼少年教育研究所所員。優しく頼れる保育者として子どもはもちろん、保育者、保護者から多くの支持を得る。保育や子育てに関する本の執筆や講演、新聞・雑誌のコメンテーターなど、多方面で活躍中。