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「こまをうまく回せない子」の対応

「こまをうまく回せない子」の対応

その子に今、どんな経験をしてほしいか、どんな力をつけてほしいか
ひもで回すこまは難しいですが、難しいことに挑戦して達成感を味わうのも年長児の醍醐味。でも、興味関心の対象には個人差があります。かるたに夢中でこまには触りもしない子もいるし、こまを回す様子を遠巻きに眺めている子もいます。他のあそびに夢中な子はいいとして、遠巻きの子は自分から一歩前に出るのを、しばらく待ちましょう。どう援助すべきか迷うのは、何度も挑戦するのになかなかできない子。最大の難所はひもを巻くところです。ひもさえ巻ければ成功は近い。「きっと得意満面で教えてくれるはず」と、回せるようになった子を登用するのもひとつ。子ども同士が教え合える場面をつくれるのはいいですね。「ここができれば先が見える。一度成功すればやりたい気持ちが持続するはず」と考え、“ひもを巻く”という最大の難所のみ手伝う、というのもひとつ。「失敗しながら自分で挑戦していくことがだいじ」と考え、“見守る”方法もあります。

どれも不正解ではないですよね。子どもの性格や、保育者が今、その子にどんな力をつけてほしいと考えるかで援助の仕方は変わります。その子にとってベストな援助のしかたを見つけられるといいですね。

アドバイス・文/柴田愛子先生 イラスト/佐藤竹右衛門

 

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PriPri プリプリ 2016年1月号

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